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コラム2022年10月 資金管理の救世主!?Mikatano資金管理 解説&使ってみた!

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今回のテーマは?

徳島大正銀行さんが無料で提供している資金管理システムをご存じですか?複数の金融機関残高をまとめて見ることができたり、経営者だけでなく、経理担当者も閲覧することができるなど、資金管理の救世主!?となるかもしれないシステムです!
今回は、『Mikatano資金管理』について、便利な機能や使い方等をご紹介させて頂きます!ぜひご一読ください。

1.『Mikatano資金管理』で何ができるのか?

では、早速このシステムについて、どういった機能があるのかということからご紹介していきます。
 まず1点目に、“複数の金融機関の残高をまとめて管理をすることができる”ことが挙げられます。通常、ネットバンキングといえば銀行ごとに管理されていて、確認するには各専用ページへ飛ばないといけないイメージがある思います。しかし、この資金管理システムでは、A銀行やB信用金庫、C銀行といった複数にわたる口座をお持ちの場合でも、一覧で残高を確認することができるため大変便利です。
 次に2点目として、“複数の金融機関の入出金明細を一覧で確認できる”というのもあります。徳島大正銀行さんだけでなくそのほか複数の金融機関と連携させることで、1点目と同様にこのシステムひとつで全て確認することが可能な上に、CSV出力が可能という点も特徴です。

2.『Mikatano資金管理』で何ができるのか?

  まず、活用方法の1つ目として、口座から口座へ資金移動を行う際に役に立ちます。例えば「徳島大正銀行さんから月末に総合振込をする」シーンがあるとして、本来ならば『A銀行にいくらあってB銀行にいくらあったか…』といった風に一回一回残高を確認してから、「AやBの銀行からいくら徳島大正銀行さんに移動するのか」を判断する必要があります。しかし、このシステムでは一覧で残高確認ができるので、判断の手助けとなる情報が一度に得られてスムーズに資金移動を行うことができるのです。
 活用方法の2つ目は前章の中でご紹介した“IDを発行することで誰でも閲覧できる”機能ですがさらに細かく権限設定が可能となっています。そのため、例えば、経理担当者には「徳島大正銀行さんしか見せたくない」といった場合、管理画面上の権限を操作することで閲覧に制限をかけることができるのです。これはおそらく、このシステムの中で一番使える機能ではないかと思います。
 また活用方法の3つ目として、入出金の明細をキーワード検索することができます。例えば「東京マーケティング」と検索をかけることで、東京マーケティングさんとの取引だけを確認することができるため、特定の取引を確認する際には大変助かるでしょう。なおかつキーワード検索だけではなく、○月~○月末までの特定の銀行との取引データ…など細かく条件設定して検索することも可能なので非常に便利かと思います。

3.『Mikatano資金管理』利用にあたってのメリット&デメリット

『Mikatano資金管理』は利用料無料で提供されているシステムですが、そもそも大前提として“徳島大正銀行さんのインターネットバンキングへ登録”をすることが必要です。そこでインターネットバンキングを利用する上でのメリット・デメリットをここでご紹介します。
 先にデメリットとして、利用者の負担があげられます。徳島大正銀行さんの場合インターネットバンキングの利用料として月額1,100円、または3,300円がかかるため、利用者側のコスト負担がかかってしまいます。(ちなみにそのほか金融機関でも同じような金額がかかってきます)
 ではメリットは何かというと、Web上でデータを管理するため通帳記帳の負担がなくなる点があります。また、振込手続き等がインターネットでできるという点も大きなメリットです。つまりインターネットバンキングを活用することで、利用料はかかるものの業務の負担が減るため、結果的にはコストの削減が期待できます。ぜひこの機会にまだ使われたことのない方は使ってみていただければなと思います。

4.まだあるMikatanoシリーズ!業務効率化のために導入してみては?

 実は徳島大正銀行さんはMikatanoシリーズというものを運営しており、『Mikatano資金管理』のほかにも便利なサービスが存在します。それが『Mikatanoワークス』という有料サービスです。最後に、これが一体どういった内容なのかをご紹介します。『Mikatanoワークス』には、会社内でのスケジュール管理・業務連絡・取引先管理などの機能があり、社内で情報共有が簡単にできるグループウェアサービスとなっています。また嬉しいことに、このサービスを利用できる人数に制限がないこともポイントです。これは比較的低コストで導入が可能なため、まだそういった業務をシステム化していないのであれば、まずはこちらを使ってみてもよいでしょう。
 ただ、もしも複雑な使い方を希望される場合、『Mikatanoワークス』だけでは物足りない部分も出てくるかもしれません。その時は別のシステムへ切り替えることもご検討ください。
 このように総合的に業務効率化を図るという面でも導入可能な徳島大正銀行さんの提供する『Mikatano資金管理』と『Mikatanoシリーズ』をご紹介させていただきました。