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年収の壁 企業助成50万円

新聞記事に、配偶者に扶養されるパート従業員が社会保険料負担の発生を避けるため働く時間を抑える「年収の壁」に関する政府の対策案が発表されています。

◆年収の壁= パートなどの年収が一定額に達すると税金や社会保険料の天引きなどで手取りが目減りする問題。所得税がかかる「103万円の壁」、一定規模以上の企業で社会保険料がかかる「106万円の壁」、会社員の配偶者らが健康保険・年金の扶養から外れる「130万円の壁」、配偶者特別控除が縮小する「150万円の壁」がある。

社会保険料を穴埋めする手当を払った企業に対し、従業員1人当たり最大50万円を助成し、従業員の手取り減を防ぎ、労働時間を延長しやすくすることで人手不足緩和を目的としています。従業員数101人以上(2024年10月より従業員数51人以上)の企業において、一定の要件を満たしたパート従業員は社会保険加入が義務付けられる「年収106万円の壁」向けの措置となってはいますが、企業規模や従業員数に関係なく、パート従業員の週所定労働時間を延長することにより、新たに社会保険の被保険者とした場合に助成されるものです。

雇用保険を財源とする既存の助成金を拡充することで対応するようで、年収の壁対策を拡充した新たな制度は、早ければ年内にも実施し、期限を区切った仕組みにするとのことです。