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コラム2023年11月 \ガンバレFC徳島!/ FC徳島から学んだ「地上戦営業」

axis talk コラム動画版はじめました! 是非youtubeをご覧ください。

今回のテーマは?

今月はFC徳島さんというサッカーチームに接して思ったことがあったので、お話ししたいとな思います。

FC徳島とは?

 まず、FC徳島さんは吉野川市のヨコタ上桜スポーツグラウンドを本拠地として活動されていて、現在、四国サッカーリーグで戦っています。FC徳島のアプリがあるので、登録してるとその試合の状況がリアルタイムで届くんですが、大抵勝っています。ダントツに強くて、今は敵なし状態のようなんです。現在は、アマチュアの国内最上位リーグ・日本フットボールリーグ(JFL)への昇格を目指していて、将来的には「世界一のサッカーチームを作りたい」ということで活動してらっしゃるサッカーチームなんです。

 私も色々と関与するところがあって応援してたりするんですが、FC徳島さんの決起会みたいな「頑張りましょう!」みたいな会に参加させてもらったことがあって、監督やスポンサー、選手の方々とかと一緒にご飯食べたんですよね。そこで色々な話を聞いてて面白かったなと思ったことがありました。

 FC徳島さんはアカデミーというサッカー教室にかなり力を入れていて徳島県内で何箇所でもやってるんですよね。実はこのアカデミーは、四国サッカーリーグで活躍している現役選手がアカデミーのコーチとして、生徒に教えてくれるらしいんですよ。現役選手が実際に教えてくれて、今度はその生徒さんたちが、試合を見に来てくれるですよね。それがすごく面白いなと思ったんです。現役選手がコーチで来てくれるのって、コーチとしてはすごくバリューが高いじゃないですか。それだけで、サッカー教室の中では、差別化になりますよね。普段、現役で戦ってる選手なわけですからね。その人たちから習えるってすごく差別化になっているなということです。

 そして、「自分が教わってる先生が試合に出るから今度来てよ!」と話したら「行く行く!」という風に応援しに行くわけです。これは1つのコミュニティであって、前からよく「空中戦と地上戦」と言ってますが、これは強い地上戦だなと思うんですよね。空中戦はチラシ巻いたり、SNSで広告したり、テレビCMしたり、Instagramで宣伝したり…そういう顔の見えないターゲットを広く取って行う集客のことをいっています。地上戦というのは自分の顔が見える相手ですね。それが実際にリアルで会ってるか、SNSで繋がってるなどのバーチャルなのかは関係なく両方含みますけども、要は相手が分かる、知っている、関係したことがある人に対して集客活動を行うようなことを地上戦といっています。

 今回は、FC徳島さんはサッカー教室をやり、そこでまず現役選手が教えてくれるということで差別化になっているので、すごい集客力があるわけですよね。 その子どもたちとは強い関係性が築けているので、サッカー教室で子どもたちを集めて、地上戦でもって、試合にも応援に来てもらったり、ファンを増やしたりしているということです。更に、その子たちがまたお友達とかに広げてくれるじゃないですか。そうして広がっていくというのは、うまく地上戦を使ってるなと思いまして、面白いなと思いました…という話です。