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給与計算担当の皆様へ、重要なお知らせです!

6月の給与計算から、所得税と住民税において、定額減税の対応が必要となります。(法案成立後、施行予定)この定額減税により、1人あたり所得税3万円、住民税1万円の減税が適用されます。給与計算事務にも大きな影響がありますので注意が必要です!

【所得税】

所得税の対応について詳しく説明します。
⓵従業員ごとに、定額減税の金額を計算します。本人3万円、扶養親族1人につき3万円が適用されます。
②6月給与の所得税から、定額減税の金額を差し引きます。
③引ききれなかった場合、次月給与の所得税から差し引きます。
④最終的には、定額減税の金額を差し引くまで行います。

したがって、
・従業員ごとの減税額の把握
・減税額の残高の管理
・給与明細への記載
などの手間が発生することになります!

国税庁では、定額減税の管理のためのexcelを公開しています。

https://www.nta.go.jp/users/gensen/teigakugenzei/yoshiki.htm

※給与計算ソフトによる対応は、各事業者にて、現在検討中とされています。

【住民税】

2024年度の住民税についてお知らせします。
⓵6月分の住民税は無く、7月分から控除開始となります。
②今年度は、あらかじめ1万円が減税された年額を11ヶ月で割った金額を、7月から翌5月までの11ヶ月で納付することとなります。

特に、所得税において事務負担が生じるため、国税庁から早期に準備を進めるためのパンフレットが公開されています。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/0023012-317.pdf

さらに、弊社の3月号ニュースレター(3月下旬頃発行予定)でも詳細をお届けします。

また、3月下旬には上記内容を含めた「税制改正セミナー」を開催予定です。日程等、詳細が決まりましたらご案内しますので、ぜひご参加ください。