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会社の取り組み「福利厚生制度について」

働き方が多様化する現在、企業の取り組みも求職者から注目されているため、様々な福利厚生制度を取り入れている企業が増えてきています。

先日、友人と会った際に、どんな福利厚生があったら良いか質問されまして、私も採用支援の中で福利厚生をご提案することもあるため、様々なアイディアが飛び交いました。今回は友人とのエピソードを踏まえて「福利厚生」のお話ししたいと思います。

会社の福利厚生の取り組みなどをご検討中の方にとって、ご参考になれば幸いです。

福利厚生を利用している人が少ない!?

実は、友人が私に「どんな福利厚生があったら良いか」という質問をしたのには、会社で福利厚生についての話題が上がったことが背景にありました。具体的には「会社が加入している福利厚生制度(保険やサービス特典などがセットになっているプラン型の福利厚生制度)の利用率が低すぎて、意味がないのではないか?」という話だったそうです。

福利厚生制度は企業が従業員やその家族の健康や生活の安定・向上のために実施する取り組みです。せっかくの取り組みが利用されていないというのであれば、利用が少ない理由は何故かを考え、今の取り組みの内容を改善する必要があります。例えば、認知度が低かったり、利用の仕方がわからなかったりする場合は、再周知することで利用者が増えるかもしれません。

福利厚生制度が従業員のニーズと合っていない!?

利用率が低い原因としては、従業員のニーズと合っていない可能性もあります。福利厚生を利用するのは従業員やその家族ですので、一度、従業員の皆さんを対象に社内調査をしてみるというのも良いかもしれません。

しかし、友人から「従業員数が多いと意見を聞くのが大変だよね・・」という意見があり、調べてみると、プラン型の福利厚生制度には従業員にポイントを付与して自由に使えるようなプラン従業員が欲しいサービスを自由に選べるプランなどもあるようです。これには友人も「利用頻度を上げるためには、ある程度自由にカスタムできると使いたいと思ってくれるかもしれない!」と言っていました。

福利厚生が採用に効く!? 

こうして友人と福利厚生を色々調べてみると、企業で独自に導入しているユニークな福利厚生があることがわかりました。こうした珍しい取り組みは求人票などでも競合他社との差別化を図ることができ、求職者が2社以上を同条件で迷っている場合などにとても効果的です。
友人と一緒に検索して見つけた、ユニークな福利厚生を2つご紹介します。

早起きは1,000円の得 【パスクリエイト株式会社】

始業時間の1時間以上前に出社した人は1日500円、2時間以上前に出社した人は1日1000円支給されるそうです。
参考元:https://recruit.pathcreate.co.jp/

<私の感想>
少し早めに出社して仕事を前倒して行うこともあるので、こういうのがあったらちゃんと時間を決めてより集中して仕事に取り組めそうだと思いました。

PC19時シャットダウン 【アイリスオーヤマ株式会社】

不要な残業をせず、ライフワークバランスを充実させるために、事前申請がない場合、19時にPCがシャットダウンされるそうです。
参考元:https://www.irisohyama.co.jp/recruit/office-tour/

<友人の感想>
後輩がなぜか定時で退社してくれないそうで、「こういうシステムがあったら、注意することなく、私も心置きなく定時で退社できる!」と言っていました。

ネーミングはもちろんですが、取り組みとしても斬新で面白いですよね。他も様々な取り組みをしていく企業が沢山ありますので、ご興味がある方は「ユニークな福利厚生」で検索してみてください。

おわりに

福利厚生制度は費用負担や管理の手間が発生しますが、採用の応募率や従業員満足度向上、従業員の健康維持や向上、更に節税など様々な効果があるため、人材確保のための新しい取り組みをご検討しているのであれば、福利厚生制度を導入してみてはいかがでしょうか。

企画広報支援では採用に関する様々なご相談を承っています。何かお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください!