集客につながる「ハードルを下げる」というアプローチ
事業をされている方の中には、「お客様が自社サービスの利用や来店に至らない」と悩まれている方も多いのではないでしょうか? 競合サービスやエリアなど外部環境に影響されることもあると思いますが、”仕掛け”次第では、お客様のサービス利用や来店を促せるかもしれません。
そこで今回は、ご支援事例をもとに、集客につながる「ハードルを下げる」というアプローチについてお届けしたいと思います!
サービス利用や来店に繋がった2つの事例
1.施設の空きスペースを活用したイベント開催でお客様との繋がりを構築
1つ目にご紹介するのは、施設の空きスペースを活用して、お客様との繋がりを構築された事例です。
サービス業をされているお客様は、競合他社がひしめく中、自社の認知度を上げる方法について悩まれていました。また、お客様がされている事業は1人あたりの利用頻度が少なく、目的がなければ施設に足を運んでもらう機会もありません。そこで新たな施策として実施したのが施設の空きスペースを活用したイベントの開催でした。イベント内容は、フラワーアレンジメント教室やヨガ教室、写経など、お客様が興味を抱きやすく、また施設にも足を運びやすいコンテンツを企画されています。
一昨年から定期的にイベントを開催した結果、お客様に何度も足を運んでいただけるようになり、お客様と良好な関係を築くことが出来るようになりました。また、イベント内で自然とお客様から事業内容に関する相談が生まれ、何件か契約にも至ったそうです。
2.集客導線の見直しで新規・リピート客獲得へ
2つ目にご紹介するのは、従来の集客導線を見直したことで、利用客の増加に成功した事例です。
サービス業をされているお客様は、インスタで情報発信をしたり、LINEを開設するなど様々なツールを活用していましたが、なかなかお客様からの予約に繋がらないという状況でした。そこで、お客様がよりスムーズに予約ができるよう、LINEからカレンダー予約ができるような仕組みを構築したり、お客様からよくいただく質問をまとめ、LINE上で疑問点を解消できるように工夫しました。その結果、継続して予約が入るようになった上、利用客からは「LINEに予約日時のリマインドまで届くようになり、とても便利になった」と嬉しいお言葉をいただきました。また、インスタからLINEに繋がるように集客導線も見直したことで、毎月1~2名の新規顧客獲得にも繋がっています。
鍵となるのは、”ハードルの低さ”
先ほどご紹介した2つの事例に共通する点は、お客様がサービス利用や来店に至るまでの”ハードルの低さ”だと考えています。
コロナが明け、イベント開催も増えてきましたが、お客様の中には「参加すると商品やサービスを売り込まれるのではないか」と警戒心が強くなり、なかなか足を運びにくいと感じてしまう場面もあるかもしれません。また、便利な世の中だからこそ、サービス利用に至るまでに不便さが生じてしまうと、せっかく抱いてもらえた意欲も冷めてしまうかもしれません。今回ご紹介したどちらの事例も、お客様の立場に立ち、手に取りやすいサービスや興味を抱きやすいことに着目してサービス内容を見直したことで、集客に繋がったのではないでしょうか。サービス利用や来店に繋がる仕掛けを考える上では、このように検討していくのも一つの方法かもしれません。
今回は集客につながる「ハードルを下げる」というアプローチについてお届けしました。同様のお悩みを抱えている方がおりましたら、ぜひ、お気軽にご相談ください。「よりお客様が来店しやすくするには、サービスを利用してもらうにはどうすればよいか」を一緒に考え、ご提案させていただきます。