コラム2022年7月 求人応募のホンネ
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今回のテーマは?
今回は、近年に入社された26名のスタッフを対象に行った「求人応募」に関するアンケート結果を対談形式で発表します!「求人票を出しても応募がない!」「なかなか自社が求める人材採用に繋がらない・・・」といったお悩みの経営者様に対して、1つでも解決策の糸口になれば幸いです。(対談:人事労務部部長 樫葉・企画部スタッフ 佐藤)
1.アンケート対象26名の年齢・男女比
2.求人票を工夫して、他社と差別化を図ろう!
佐藤:Q2 の「当社の求人はどのように見つけましたか?」という質問では、約半数近くの方が求人サイトと回答し、20%近い方がハローワーク、続いて、アクシスの HP(11.5%)、採用イベント(7.6%)、その他(15.2%)という結果になりました。
樫葉:よく、お客様から「どうやったらそんなに採用できるの?」と質問を頂くことが多いですが、そもそも見つけてもらう段階では、求人サイト(indeed 等)やハローワークがメインになっていて、他の企業様と変わらないですね。
当社で取り組んでいることと言えば、求人を探している方が「どんな会社だろう?」と興味を持ってクリックして頂けるように、「求人票を目立たせる」ことを心掛けています。例えば、クリックしなくても表示される冒頭の部分に「産育休の取得者多数! 100%原職復帰」といった文言を入れたり、パートさんの求人のタイトル部分に「土日祝お休み」といった 文言を入れるといった工夫です。そうすることで、沢山ある他社の求人票と差別化を図ることができ、クリックしてもらいやすいのではと考えています。
ただ、求人サイトやハローワークに掲載していても「こういった会社があるんだ」というだけで、”応募する”という行動までには至らないと思います。応募してもらうには、やはりHP等で会社の雰囲気が分かるようにすることが大切だと思いますね。
佐藤:そうですね!求人票で興味を持ってくださった方が「アクシスってどんな会社だろう?」と思い、HPも見に来てくれているのだと思います!後半の質問でもその結果が顕著に表れましたので、後ほどご紹介したいと思います! その前に、こんな質問もしてみました!
3.見せ方を工夫して、採用したい人材イメージを感じさせよう!
佐藤:Q3 では「求人を探す際にどういったことを重視していましたか?」ということで、9 つの選択肢を設けた質問を行いました。結果、選択肢全てにおいて、重視している人がそれなりにいることが分かりました。また、働き方や給与以外に、「新たなキャリアアップができるか」という回答が多い結果となりました。当初、選択肢を考える際に「福利厚生が一番多いだろう」という仮説を立てていたので、意外な結果でした!
樫葉:そうですね!私も 3 年前の採用面接の際に「求人票のどのワードに惹かれましたか?」という質問をして、多くの方が「育児をしやすい環境」という回答をされていたので、今回も福利厚生が多いのかなと思っていましたが、キャリアアップでしたね!なので、今後求人票やHP、インスタグラムでキャリアアップのイメージを打ち出していくと、より応募数も増えるかもしれませんね。
佐藤:もちろん、弊社は税理士法人なので「資格を取ってキャリアアップしたい」と思う人が多いのは事実ではあるのですが、そういう業種でなくても、例えば、若くから権限が与えられて、経営幹部として成長できる環境がある、みたいなキャリアアップできるようなイメージを付けると、キャリアアップ志向の人を採用しやすくなるかもしれませんね!大それたことではなくても、見せ方次第でそのイメージを感じさせることはできますよね。
4.求職者が重視しているポイントに刺さる広報を!
佐藤:Q4 の質問の選択肢として、ワークライフバランスや社内の雰囲気、企業や事業の将来性など、7 つの選択肢がありましたが、アクシスに応募した一番の決め手として、「新たなキャリアの形成」が最も多い結果となりました!続いて「教育制度」が 15.4%と続き、「成長できる環境であるか」を決め手にされている方が約半数近い結果となりましたね!
樫葉:そうですね!求人を探す段階で「新たなキャリアアップ」を最も重視していて、応募の一番の決め手も「新たなキャリア形成」という結果です。キャリアアップを重視して探しているのに、そういったことが感じられない企業だと、応募の段階で離脱する方が多くなるかもしれませんね。やはり HP やインスタグラムなどで研修の様子等をアップして、「成長ができる環境で教育制度もしっかりしている」ということを”感じさせる”ことが大切ですね!
5.各メディアに役割を持たせて、複数メディアを効果的に連携させよう!
佐藤:Q5 の質問では、参考になったメディアについて伺いました!複数選択可としていたところ、なんと、ホームページとインスタグラムをセットで選択してくださっていた方が半数近くいました!
樫葉:それは興味深い結果ですね!佐藤さんとしてはとても嬉しかったんじゃないですか?(笑)
佐藤:これまで HP やインスタグラムの充実に力を入れてきたので、とても嬉しかったです!(笑)恐らく、HPとインスタがセットで選ばれる結果となったのは、当社の HP が理由だと思います。当社の HP では、トップページの下部にインスタで投稿した画像がアルバムのように見られる設計にしています。恐らく、インスタのアイコンを載せているだけでは、「インスタをやっている」ことに気付かれにくいですし、そもそも、HP とインスタを連携させていなければ、このような結果も得られていなかったと思います。
樫葉:そうですね! Q6 の「選択したメディアのどういった内容が参考になりましたか?」という質問でも、HPでは事業内容やアクシスの強み、社員インタビュー等を見て、インスタグラムでは社内の雰囲気を掴むといった感じですね!
佐藤:インスタグラムについては、「社員の方の顔や雰囲気を気軽に見ることが出来た」「社内の雰囲気がよく分かった」と回答されている方がほとんどなので、樫葉さんが言われているように、インスタを見て社内の雰囲気を感じとってくれているのだと思います。HP やインスタ等、採用に関するコンテンツを充実させることは大切ですが、各メディアにどんな役割を持たせるのか、そしてメディアを連携させてどのように見せるのかということがとても大切だと改めて認識しました!
佐藤:最後の質問では、入社してくださった皆さんが応募の段階でほしかった情報等について教えて頂きました!回答は主に、「教育・研修」「勤務・業務内容」「働くスタッフの声」といった 3 つのカテゴリーに分けられました!この結果を踏まえて、樫葉さんが今後改善したいこと・取り組みたいことは何ですか?
樫葉:求人票を「キャリア形成」に焦点をあてて書き直すと、応募者がさらに増えるかもしれないなと思いました。試してみたいなと思います。
また、アンケートに書いてくれている方がいましたが、実際の勤務カレンダーとかを掲載すると良いのではとあったので、早速、パワポの資料に追加しようと思います。確かに、実際に使っているものを見てもらうほうが、リアルにイメージも湧きやすいかなと思いました。佐藤さんはいかがでしたか?
佐藤:私は、教育制度や入社後のキャリア形成等、より具体的に入社後のイメージができる内容を取り上げて、HP 上に公開できればと思いました。
社員インタビューももちろん良いのですが、インタビュー記事も多くなってくると読む側も大変だと思います。なので、インタビュー記事以外の判断材料として、「未経験者がどのようなステップを踏んでいくのか」といった教育制度の面や、入社後のキャリア形成、各部署のスタッフの 1 日のスケジュールといった内容をイラストや図で紹介することが出来れば、より入社後のイメージがしやすいのではと考えています。
樫葉:そうですね!そうすることで、より具体的にイメージできるので良いですね!今挙がった内容を基に、今後ブラッシュアップしていきましょう!佐藤さん、今回はありがとうございました。
佐藤:こちらこそ、ありがとうございました!