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きっかけ作りに有効!「記念日マーケティング」

日本にはたくさんの記念日があります。その数1年でなんと2800種類以上!
例えば、今日3/21は「アジフライの日」。そう聞くだけで、今夜の夕食はアジフライを食べないといけない気がしてくるのは私だけでしょうか(笑)

今回は「記念日マーケティング」をテーマに、マーケティングでの記念日活用方法や、記念日に関する豆知識をご紹介したいと思います!

“記念日マーケティング”とは?

“記念日マーケティング”とは、記念日や季節の行事、シーズンイベントを購買のきっかけとしていく活動のことで、特定の日にちと商品・サービスを結び付けることによって、売上UPやブランディング、顧客との関係を強化する目的で行うマーケティング手法です。

3月であれば、ホワイトデー前には催事コーナーに色とりどりのスイーツが並び、多くの人で賑わっていましたね!こんな風に記念日という「特別な日」による消費意欲を刺激することで、一定の日の売上増が期待できたり、やり方によってはブランドを消費者の記憶に定着させる効果も見込め、持続的な認知・販売に繋げたりすることも可能です。

記念日もいろいろ

記念日マーケティングでは、クリスマスやバレンタインデーといった古くから馴染みのある歴史的・文化的な記念日を活用するだけでなく、企業やブランドが独自に設定した記念日を活用することも年々増えてきています。

皆さまは、公に認められた記念日は誰でも作ることができるということをご存じでしょうか?
そんな豆知識も少しご紹介したいと思います!

記念日を決める機関「日本記念日協会」

記念日を認定登録する日本唯一の機関として、一般社団法人「日本記念日協会」という団体があります。公の記念日というのはここで決められており、協会に登録を申請した後、審査で認定されると公の記念日として登録されるという流れです。

記念日は原則誰でも登録可能で、記念日登録するには登録料の支払いが必要となります。(費用などの詳細については、日本記念日協会HP https://www.kinenbi.gr.jp/でご確認ください。)

例えば、11月11日は「ポッキー&プリッツの日」としてすっかり有名かと思います。
平成11年11月11日を第1回の記念日として以降、毎年話題を集めるPRを行っており、ブランド独自の記念日を活用したマーケティングの成功事例だと言えますね!

地方ならどうか?中小企業ならどうか?

ポッキーの日の話に触れましたが、1社独自の記念日を設けてPRをするという方法は、既にかなり認知されていたり、大きな資本力を持っていたりする大手企業向きかもしれません。
では地方の中小企業の場合であれば、どんな活用が出来そうでしょうか?少し考えてみました。

例えば1社単独ではなく何社かが集まり団体となって、共通するテーマ・キーワードを想起させる記念日をPRで継続して活用し、皆で業界や地域を盛り上げていく形などが良いかもしれません。

それにより下記の様な効果を段階的に生めるのではないかと思います!

記念日マーケティングで期待できる効果

  1. オフィシャルな記念日を用いることで、理由が生まれPRがしやすくなる
  2. 一般的な記念日でなく独自性のある記念日を選ぶことでPRのストーリーが描きやすく、差別化を図りやすい
  3. 記念日は毎年やってくるので、皆でイベントなどの活動を継続する習慣が生まれる
  4. 活動の継続により、顧客との繋がり強化や商品・サービスの認知拡大の成果が期待できる

日本記念日協会のHPでは、新たな記念日の申請だけでなく、すでに認定されている記念日を検索することも出来ます。自分たちの商品・サービスと相性の良さそうな記念日を見つけ、それを起点としてイベントなどの企画を練っていくという方法もアリかと思います。
よろしければ企画立案の際などに協会HP(https://www.kinenbi.gr.jp/)をご覧ください。

おわりに

今回は、PRやマーケティングのシーンでも活用されている「記念日」についてご紹介しました。

企画・広報支援では、集客強化や新商品開発のご支援もさせていただいております。
貴社の企画部員・広報部員となって、企画会議でのアイディア出しやスケジュール立てからご提案し、必要な施策を一緒に考え、形にしていきます。

「アイディアが欲しい」「意見交換しながら施策を練っていきたい」などお考えの事業者様がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください!